蟾津江一帯でたくさん捕れているジェチョプとは、日本語でいえばしじみ。韓国の方言でガエンジョガエ(川の貝という意味)と言われており、蟾津江の水とグァンヤンマン海水が交差する蟾津江の下流の 塩分の少ないサジル土だけで自然な生息する親指のような大きさを持つ淡水の貝です。
しじみがたくさん捕れている蟾津江から名づけられた"蟾津江" 。入口はやや 狭く見えますが、中に入ると、広いスペースがあり、ゆっくりと食事をすることができます。
しじみは一般の貝殻よりサイズは小さいながら、栄養分は2倍以上であり、昔からの先祖はしじみを貝類の補薬として扱っておりました。特にビタミンや様々なミネラルが豊富に含まれているため、 飲酒後、二日酔いの解消に最高の料理と言われています。そのゆえ、朝の時間にも非常に多くのお客様でにぎやかでした。
朝鮮時代から伝わる韓国の医学書、東医宝鑑にもしじみは、他の食べ物と一緒に摂取しても、全く副作用がなく、疲労を解消しながら、胃を楽にして、体の熱を下げ、元気を与える効果があると記録されています。
しじみスープにニラをたくさん入れることで、ビタミンAの不足を解消します。また、しじみを長い間続けて接収すると、体の熱を下げる効果もあります。疲れやだるさを感じたり、風邪気味の人はニラと一緒に食べることをお勧めします。
体にも良く、味も良いしじみスープ、 "蟾津江"の印象もいいのマスターおばさんのお迎えでその味も倍になります。
●シジミビビンパッ
しじみ、にんじん、キュウリが盛られてるビビンパッ。
ごま油で隠し味をしているため、しじみのさっぱり感の中にも香ばしさを感じることができます。
しじみビビンパッを頼むとしじみスープの小さいサイズが付いてくるので、お得です!
●シジミのお刺身
しじみときゅうり、にんじん、梨にチョジャンを混ぜ合わせ、野菜に巻いて食べる料理。
酢の味が効いているので、さっぱりとした味わいが楽しめます。
味もしっかりとしたシジミの旨みと野菜のさっぱり感がなんともいえず、もう一口!もう一口!と箸が進んでしまいます。
●シジミスープ定食
お店の3つのメニューで一番人気なのが、こちらのシジミスープ定食。
シジミスープとサバの甘辛煮、たくさんのおかずがテーブル一杯に並びます。
定食なので、一人での食事も可能です。
シジミスープはもちろん絶品ですが、サバの甘辛煮に入った大根もとろける美味しさで、ご飯の相性は最高!