PIFFというのは、釜山国際映画祭(Pusan International Film Festival)の頭文字をとった名前、国際映画祭の為に作られた広場だそう。釜山で毎年秋頃に行われている「釜山国際映画祭 PIFF」は、日本の映画も数多く出品される韓国で一番大きな国際映画祭。そのときに訪れる関係者や一般観光客はおよそ20万人ともいわれているその映画の街の中心となるのがここ南浦洞エリアで、釜山劇場、大映シネマ、シネシティー、アカデミー劇場など映画館や劇場も集中し、中央のPIFF広場には映画関係者による記念ハンドプリンティング(手形)もある。開催第2回の記念に北野たけし監督の手形も。ビートたけしさんの手形とサインは、意外に手、ちっさめだとか。ここ、PIFF広場は、釜山の南浦洞の中心にあって、この周りには映画館がたくさんあり、土日になろうものなら、若者がこぞって映画を見に訪れる。
韓国では、自国の映画が法律によって保護されていて、「映画館では年間○日以上、韓国映画を上映しなくてはならない」なんて法律があるとか。その為に、映画のロケなんかは割と簡単に道路の使用許可がおりたりもするそう。映画のチケットは6,000w~8,000w(約600円~800円)と、日本に比べるとかなり安い。インターネットの割引サービスや、その他もろもろで、2,000w位で見れる場合もあるそう。ハリウッド映画も、日本より早く韓国で上映される事が多いよう。 さすが、法律で保護されているだけあって、上映されている映画は韓国映画が本当に多い。予告ポスターも6枚のうち4枚が韓国映画のもの。