プチ・フランスは、フランスアルザス地方のストラスブールにある木組みのかわいらしい家々が集まった地域。もともとはなめし皮職人たちが住む地域だったようだが、その後はライン川がすぐそばという立地のため、水が必要な粉屋や漁師たちが暮らしていたそう。かわいらしい木組みの家の裏には川へ直接アクセスできる裏戸が残っており、当時の人々の生活とライン川のか関わりを教えてくれる。プチ・フランスの家々は丁寧に手入れされており、人々の家に対する愛着がうかがえる。
かわいらしいプチ・フランスの家は、まるで童話の世界に迷い込んだかのよう。この木くみの家々16~17世紀のアルザス地方の典型的な建築様式で、現在はユネスコの世界遺産にも登録されている。