ハンザの女王と言われた街「リューベック」は、旧市街全体が世界遺産に指定されてる。ドイツ文学ファンなら「リューベック」と言えば、トーマス・マンの生地。街のシンボルは、ホルステン門。ちなみに、このホルステン門は昔、まだユーロじゃなくマルクだった頃は50マルク札の図柄になってたそう。また、「リューベック」は海に近くて地盤が緩いために建設当時から傾いたことでも知られる巨大門。トーマス・マンの生家で「ブッデンブローク家の人々」のモデルにもなった家がこれ。そして「リューベック」の名物といえばニーダーエッガーのマルチパン(マジパン)。普通のチョコ菓子よりちょいとクセのある大人の味だが、以外に好評だったりする。この、ニーダーエッガーは店の中もオトギの国チックで可愛い。この街は、レンガ造りの建築物に見るべきものが多い。ホルステン門自体も重厚なレンガ造りだけど、この市庁舎も有名でよく写真に出てくる。華麗な黒いレンガ壁面が素晴らしい。