おもちゃの街と呼ばれる「ニュルンブルク」は、古城街道に位置する人口約50万人の街。バイエルン州では、ミュンヘンに次ぐ2番目に大きな人口50万の都市。第2次世界大戦後に行われたニュルンベルク裁判は、歴史の教科書にも出てきたお馴染み。1050年に初めて文献上に登場する、歴史のある町。12世紀になるとカイザーブルクの建設が始まり、13世紀には帝国直属都市となり。15世紀になるとデュラー等の活躍もあり、ニュルンベルクの文化は隆盛を極める。しかし、16世紀になると第2次辺境伯戦争、17世紀の30年戦争の影響に町は衰退し始める。近世では工業都市へと発展していく。ニュルンベルクとフュルトの間に、ドイツ初めての鉄道が開設。しかしその反面、ナチ党の第一回党大会、またユダヤ人を完全排除するニュルンベルク法といった、暗黒の面もあったそう。このこともあり、第2次世界大戦では空襲により町は徹底的に破壊されてしまう。またナチ戦争責任者に対するニュルンベルク裁判が、ここで行われる。大戦後、ニュルンベルクの町は中世の町並みが復元。現在ニュルンベルクは、クリスマスマーケットでよく知られている。(紹介サイトより、抜粋・転載)
また、ワーグナーで知られる歌劇ニュルンベルクのマイスタージンガーも有名。建物も、おもちゃ箱の様にレンガ模様のものが多く、第2次世界大戦時に90%が破壊されたが、現在は復興されほとんど元の姿に戻っているそう。ドイツやヨーロッパを思い浮かべる、中世のロマンティックな街ニュルンベルクへ是非訪れて。