ベトナム北部、ハノイの中心に位置するハノイ駅。ベトナム鉄道の駅の一つである。1902年に開業、3面5線の地上駅であり、嵩上げされていないので路線のある高さとホームがそれほど変わらないのが特徴。
ハノイ駅には、南行きの列車と中国行き国際列車が発着するハノイ駅Aと、北行きの列車の発着駅であるハノイ駅Bがある。駅舎はフランス統治時代に建設されたものだが、ベトナム戦争時代に駅の真ん中の部分が破損し、そこだけソビエト調になっている。プラットホームは出入り口が別々になっており、無札の人はホームに入ることができない。チケットの購入は、番号札をとって待ち、自分の番号が呼ばれたらカウンターに行くシステム。
北行き列車発着地のハノイ駅Bはハノイ駅Aから歩いて15分ほどの位置にある。