広州に行く際、利用している「和諧号(CRH)」。
中国の新幹線と呼ばれております。
最初の頃は、これもわくわくだったから、切符もちゃんと撮影してました。
紙のチケットなんだけど、中にICチップが入っているものなので、改札は
ピッ!と、かざすだけなのです、中国の切符も進化してます!
1号車と8号車は1等車両になっていて深センから広州まで100元。
2~7号車は2等車両で80元、食堂車も5号車にあります。
1等車両だけ乗る前に切符のチェックをされます。
2~7号車はこの列車の切符じゃなくても乗れちゃいます。
本来は全車指定席だけど、勝手に立見席もいっぱいです。
1つ前のに乗り遅れた人とか、1つ後の切符を持っていて少しでも早く行きたい人とか。
そして、空席があるといち早く座ってます、本来その列車の人が来たら、
しぶしぶ立ち上がってたりするけどね。
あと、ずうずうしい野郎は、2等車両なのに、走行し始めると1号車に乗り込めるから、
1号車の切符を持ってないのに座っていたり。
1等車両のお座席、中国の車両はお見合い席がいっぱいあります。
1車両の中でも3箇所くらいがお見合い席になってる形。
1等車両は1列4席に対し、2等車両は2+3の列。
座席のピッチは断然1等車両が広いけど、乗車時間70分なので、まぁ、あんまり気にならないかな。
とはいうもののやっぱり立ち見さんがいっぱいいる場所は気が落ち着かないので、私はいつも1等車両。
1等車両を買う人はなんとなーく品のある方が多いようで、比較的静かに過ごせるんだけど、
2等車両は庶民席とでも申しますか?よく言えば、むっちゃ賑やか、はっきりいえば、うるさい!
両方、試しに乗ってみてほしいです。
決まりなのかどうか知りませんが、和諧号は必ず200km/hまで。
200km/hが表示されると、199km/hに落ちていきます。
深センと広州だと1時間ちょっとなのであまりわからないけど、
でも、途中で香港から広州東駅行きの直行電車を抜いていくのでこの車両で長い距離を走るようになれば、
かなり時間短縮になるんじゃない?
和諧号はまだまだ新しいので気持ちがいいですねー。
全社禁煙だから、これまた嬉しいし、この電車に乗る人はちゃんとマナーを守っているので、よしよし、です。
でもー、まだ新しいのにもうすでに車両に中国のにおひが・・・。
まぁ、我々がこの地では外国人ですから、、、我慢ですね。
和諧号は、昼間はほぼ10分に1本あるのも便利だし、9割以上中国語で広東語もほとんど通じませんが、一応英語表記もされるので(されるだけで通じるわけではない)香港から深センを経由しての広州入りもチャレンジャーさんにはオススメします~。
他情報
深セン駅から広州東駅に行く列車がほとんどですが、1日に何便かだけはその先の広州駅まで行きます。
朝6時前から夜0時くらいまでかなりの本数があります。
(昼間~夕方の時間帯はほぼ10分に1本、利用者が少ない時期は間引き運転もあり)
深セン-広州東(広州)駅までの料金
1等 100元、 2等 80元
※途中の駅には3箇所(東莞、樟木頭、石龍)停車します。
使われている車両はCRH1です。CRH3などのより高速な車両の導入が待たれます。
※2014~15年の間に、広州から香港へは別路線が開通予定です。
広州から香港がたったの36分!
現在工事中のため、それまでは、現在の和諧号を利用するようです。
広州から深圳間は全区間開業の前に運行が始まるかもしれません。