1846年完成の香港最古の西洋建築と言われるフラッグスタッフ・ハウス内にある「茶具文物館」。伝統的な中国の茶器や茶葉など、茶に関するさまざまな展示がされている。中には貴重な歴史的展示物もあり、見応えたっぷりである。
茶の昔の飲み方をこと細かく、写真とともに分かりやすく説明がされている。昔々は、今のように茶を茶壷や蓋碗で飲むのではなく、煮たり、または茶以外の樹の実や塩などと一緒に飲んでいたのだ。
館内は常設展と半年に一回周期で内容が変わる特別展のスペースに分かれている。このときは「茗趣源流」という展示が行われており、歴代の茶器の窯元の紹介や茶の製造などなどに関して、とても細かくわかりやすく展示がされていた。
入口付近では、中国茶や茶器の販売もされているので、お土産にももってこいだ。