ビクトリア・ハーバーは、香港島と九龍半島の間、香港の市街地の中心に位置する湾である。世界中でも最も船の交通量が多い湾でもある。
香港の中心地にあるビクトリア・ハーバーは、ビクトリア・ビークから見下ろす湾周辺の高層ビル群が香港100万ドルの夜景の名を持つことでも有名。香港島の開発が進むにつれて埋め立てが増え、海外線が変し、船の行き来に支障をきたすようになったため、2004年からは政府によって無尽蔵な埋め立てが禁止されている。
ビクトリア・ハーバー内の交通は、イギリスの植民地時代から香港島と九龍半島を結ぶスターフェリーが運航しており、観光や地元住民の足となっている。1972年には、両側を結ぶ自動車専用トンネルも完成、またMTRの近路線と香港国際空港を結ぶ路線も地下を走っている。