いまやヴェネツィア観光の定番でもある「ゴンドラ」。そもそも「ゴンドラ」は11世紀の終わりに登場したと言われ、現在の形になったのは17世紀になってからだ。昔のゴンドラは金や銀などさまざまな色で装飾されていたらしいが、政府によって17世紀には黒に統一された。かつては厳しい世襲制で受け継がれてきた「ゴンドラ」であるが、跡継ぎ不足から、今では外国人にも門戸が開かれているという。
貸切にする値段もあがってしまうが、基本料金は6人まで40分で80ユーロ。以降20分ごとに40ユーロとなる。19時以降は夜間料金となって基本料金が100ユーロだ。夜のヴェネツィアを運河を渡りながら眺めるのはまた格別である。