スカラ広場のレオナルド・ダ・ヴィンチ像の正面にある建物が「スカラ座」だ。ネオクラシック様式の建造物で、オペラの殿堂として知られている。シャンデリアが施された華やかな舞台では、オペラやバレエが上演されている。
1778年にピエルマリーニの設計によりサンタ・マリア・デッラ・スカラ教会跡に建築されたが、1943年の空襲で壊され、現在の建物は1946年に再建されたものだ。近年にも2004年まで改修工事が行われていた。
また、2階は「スカラ座博物館」があり、スカラ座や音楽芸術を知ることができる。展示品には楽譜や舞台衣装、作曲家の肖像画なども飾られている。劇場の内部も見ることが出来るので、上演を見れない人には内部を見る良い機会である。機会があればオペラの殿堂と称されている場所で、ぜひ鑑賞してみてはいかが?