韓国料理が大好きな人でもなかなか食べれる人がいない、ポンテギ。実はこれ、蚕のさなぎを蒸したものなのだ。見た目は本当にグロテスク。ニオイも見た目に負けていない。韓国では老若男女、おやつやおつまみに好んで食べられているようで、海老のような味と説明する人もいる。
屋台では紙コップに3分の2くらい入れてくれ、楊枝で刺して食べる。屋台のポンデギは水煮のようにほとんど味がしない。塩も醤油も砂糖も唐辛子もなく、素材の味を活かしている。栗みたいなうすい木の実のような味。歯ざわりはそら豆の皮みたい。町や行楽地にポップコーンの屋台のようにあるのだから、韓国ではメジャーなのだろう。最近ではポンテギを売る屋台も少なくなってきたが東大門などでは依然として売られている。食べていると病みつきになる味。話の種にも一度試してみてはいかが?