1965年に建てられた東南アジア最大級の大きさを誇るモスク「国立イスラム寺院」。高さ73mのミナレット(光塔)や星や貝殻を思わせる幾何学的な形状をした青い屋根など、現代イスラム建築の代表作としても有名。約8000人の収容が可能という。マレーシアにおけるイスラム教郷地の要とされている。
大礼拝堂のほか、大霊廊や会議室、図書館などがあるが、イスラム教徒以外は大礼拝堂には入れない。礼拝は1日5回行われ、その間の見学は不可。また、入館の際には女性はスカーフと上着を貸し出されるので、必ず着用すること。肌の露出は避け、靴も入口で脱ぐなどのマナーには気をつけるようにしよう。
内部では、きれいなステンドグラスが見れる。絨毯が床一面に敷かれていたり、柱や天井にレリーフなどが施されていたり、美しい。ぜひ、見学に訪れたい場所だ。