キングス・クロス駅といえば「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリー君が魔法学校にいく列車が出発した…とされる駅。キングス・クロス駅にはそれを記念したプレートがどこかに貼ってあるっていう話。
ハリー・ポッターには何の興味もなかったけど(笑)、キングス・クロス駅はロンドン出張中にけっこう利用した。リーズに行き、戻ってきたのがこの駅だったし、前日に切符を買いに行ったりもした。そういう意味ではなかなか思い出深い駅なんだけど…。外観的にはこんな感じであまり大したことはない(笑)。内部はどうかっていうと、これがまたそこらじゅうで工事してて全くダメダメ。一応キングス・クロス駅って19世紀中ごろ建てられた、歴史と伝統ある駅のはずだけど、どこ見ても工事中っていうんじゃ歴史もヘチマもない。歴史と伝統を感じさせる重厚な英国の駅を期待するなら、キングス・クロスに隣接するセント・パンクラス駅の、高い時計台のついた建物の方がはるかにソレらしい感じがする。ヨーロッパの駅によくあるような、カマボコアーチ状の天井も工事用の覆いがしてあったりして、とにかく「工事中の埃っぽい駅」って印象ばかりが強いよ、キングス・クロス駅は。