このあたりは駅でいうとホルボーン(Holborn)の周辺なのだが、王立裁判所や法廷弁護士館、経済や法律専門の大学などが集まっていて、品のいい古い建物が多いため、いかにもイギリスっぽくて、どこを見ても美しい。CPAAustraliaという、世界最大規模の会計士を育てたり仕事を斡旋したりする団体のようだが、上のほうにある彫刻が美しい。ちょっとした電柱もおしゃれに装飾してあったりする。また、ロンドンで最大規模の公共の公園も。Lincoln’s Inn Fieldは、なんと1630年代に作られたもので、だれでも自由に歩けるそう。夏場とかは、散歩するだけでも気持ちよさそう。また、TheHonourableSocietyofLincoln'sInnという法廷弁護士が、集った建物から名前をとっているとか。すごいのは、この道のゆがみ方や建物など、今とほとんど変わらない事。こうした、ところにイギリスの誇りというか意地のようなものを感じる。