「ウェストミンスター寺院(WestminsterAbbey)」は、イギリスのロンドンウエストミンスターにあるイギリス国教会の教会で、聖ペテロ修道教会。戴冠式などの王室行事が執り行われ、内部の壁と床には歴代の王や女王、政治家などが多数埋葬されている。1987年、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録された事でも有名。墓地は今でも埋葬される場所となっているが、既に満員で最近は難しいとの事。イギリス中世の大規模なゴシック建築で、11世紀にエドワード懺悔王が建設し、1066年以降、英国国王の戴冠式が行わたそう。
入場料は、12ポンドで約2660円。そして、中は撮影禁止なのでご注意を。入口で日本語オーディオガイドを無料で貸してくれ、説明を聞きながら周われるのも嬉しい。王族のお墓や、有名人のお墓でいっぱいで、ニュートンやダーゥィンは出口前に、シェークスピアは中程に彫刻と一緒にお墓がある。しかも、あのダイアナ元妃の葬儀があるそう。戴冠式もここで行われ、戴冠式で使われる古い木のイスには感動してしまう。汚いイスで落書きもいっぱいされてるのだが、歴史を見続けて来たと感じられる。ちなみに、このイス、初代王から使用しているので、昔はこのイスに布を張り、釘で打ちつけてたそうで、かなりボロボロ。保管する際には落書きまでされたそうで、 もちろん、今でも現役らしく、戴冠式には使うそう。学校のチャイム「キーンコーンカーンコーン♪」はここが発祥。また、ここは国会議事堂(ウェストミンスター宮殿)が隣接している事でも知られる。
・地下鉄「ウエストミンスター駅」下車。そこから徒歩で10分ほど。