セナド広場の噴水近くに建つ真っ白な建物。18世紀の建物で、マヌエル様式の影響を受けたネオクラシック様式。1569年にマカオ初代司教ドン・ベルキオール・カネイロが創設したアジア初の聖母慈善会。大航海時代に生まれた未亡人や孤児の救済のため建てられた。現在は博物館と慈善福祉活動施設になっていて、2階には博物館がある。陶器や各国の陶磁器、文物など見応え十分な展示品だ。また、司教の肖像画と、その前にはなんと頭蓋骨が展示されている。テラスはセナド広場の全体が眺められる絶好の場所だ。意外と穴場かもしれない。博物館が空いていたら、ぜひ足を運んでみてほしい。