トロカデロ駅のすぐ近くにトロカデロ広場があり、それに続く南東方面にトロカデロ庭園の中心に据えているのが1937年パリ万博の時に建設されたシャイヨー宮という建物。その内部は現在博物館となっている。向かって右側は海洋博物館と人類博物館、左側は建設・文化財博物館となっている。
両側の建物を繋ぐシャイヨー宮のテラスからの眺めはパリでも5本の指に入るほどと言われている。なんと言ってもセーヌ川を挟む対岸の真正面にエッフェル塔が聳えており、その下に広大なシャン・ド・マルス公園が広がっていて、まさにエッフェル塔を写真に収めるベストスポットである。残念ながら、今回行った時間が早すぎて、強烈な逆光で写真はグレー色にしか映らなかった。
役立つ情報
・1940年にアドルフ・ヒットラーが征服したパリを訪問した際、この宮殿の前で写真撮影を行ったことで有名。
・1948年12月10日に世界人権宣言を採択した国連の総会が行われたのがシャイヨー宮であった。