17世紀に枢機卿ボルゲーゼが家族のために作った庭園が「ボルゲーゼ公園」だ。フラミニオ・ポンツィオが設計を手がけ、建築家ジョヴァンニ・ファン・サンテンに委ねられた。ローマ市の中心に位置しながらも、非常にのどかな環境である。9.5ヘクタールという広大な敷地内には、森や池、美術館、博物館、各国のアカデミーなどが点在する。特に「ヴィラ・ジュリア・エトルスコ博物館」と「ボルゲーゼ美術館」は必見である。
桜が咲いたり、池には白鳥がいたり、ローマの憩いの場である。ゆっくり時間をかけて散歩してもよいだろう。
記事最終修正日時2013.03.07 07:58
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