紀元前4世紀に古代ローマ時代で作られた「ローマ水道橋」。皇帝たちによって、浴場やニンフェウム、生活用水の利用のために建設された。ローマ内の水道の長さをあわせると350kmにも及ぶ。地下のほうが動物の死骸による腐敗を防ぎ、敵の攻撃からも守られるというこで、多くが地下に作られていたようだ。長いもので90km、高さは30mのものもある。動力を一切使用せず、石造りで高いアーチを築き、傾斜をつけて水を供給させた。古代の土木建設でも最も偉大な業績の一つであり、現代でも多くの都市で実用されている。
「水道橋公園」と呼ばれる広い公園からの「ローマ水道橋」の眺望はオススメだ。