ヴァチカンはローマ教皇庁によって統治されるカトリック教会と東方典礼カトリック教会の中心地であり、ローマ教皇によって統治されている。面積は約 0.44km²と、国際的承認を受ける独立国家としては世界最小で、東京ディズニーランド(0.52km²)よりも小さいという。
カトリック教会の総本山が「サン・ピエトロ大聖堂」である。4世紀に聖ペトロの墓の上に建てられたバジリカが始まりで、1452年にはニコラウス5世が再建を命じ、1506年にブラマンテにより再建が始まった。完成は1626年だ。規模、装飾ともに、世界屈指の荘厳な宗教建築物である。
奥行き211.5m、そして総面積は1万5160㎡という広大な内部を見学するには、相当な時間を要する。世界有数の美術品も数多くあるので、たっぷり時間をかけて鑑賞しよう。宗教施設ということで、露出の多いノースリーブ、短パンなどでは入場できないので、要注意。また、大きなリュックも持ち込めない。歴史と雰囲気を感じる「サン・ピエトロ大聖堂」は、さすがに一見の価値ありだ。
大聖堂に上るのに、歩きの料金が一番安く、エレベーターを使うと、追加料金が必要です。
しかし、エレベーターで昇れるところから、さらに、大聖堂のドームまで登ろうとすると、狭い階段を登ることになります。