韓国独特の浮世風呂、チムジルバン。この魅力にドップリハマッています。
チムジルバンとは、まず最初に入る男女別に裸で入るスーパー銭湯のようなエリアと男女混合で楽しめる数々の遠赤サウナ室やら食堂やら、マッサージエステの類から仮眠、PC室等まであるパブリック(?)ゾーンに分けられる、ヘルスセンターのような大衆的レジャーランド。
その気になれば一日中楽しめる、ホテルが無ければ泊まれちゃう、という結構な所なのだ。
下の写真は東廟にあるスパレックスサウナのロビーの風景。ここは、入場料8000W(約1000円)で、目一杯楽しめてしまう。
このスペースは、思い思いにゴロゴロしたり、ファミリーやグループがマッタリ集ったりと、ここで老若男女がたれぱんだのように過ごしている。
床はオンドルで暖かいので寝てる人も多い。中にはここで持参の弁当を広げてピクニックしているグループまで居た
そして、この「マッタリ広場」を取り囲むように、いろいろなチムジルバンが!
まずは身体慣らしで55℃という低温サウナにジックリ入る。
炭の遠赤外線が心地良く、あまり熱くないので寝入っている人がいるかと思えば、カップルが何やらペチャクチャ長話しをしていたり。
いつの間にか私もウトウトしている内に遠赤効果で芯から暖まっていき、汗がじんわり出て来る。これが気持ち良い~!
暖まった身体をキュッ!と引き締めるアイスバン。
-3℃。
冷え性の私は、せっかく暖まった身体を台無しにしそうなのでここはやめておいた。
そして、今度は一番高温の85℃黄土サウナに挑戦。遠赤効果も相まってかなりの熱さだ。砂時計と共にじっと苦行のように入っている。
5分もいると・・・・全身から玉のような汗がさすがの私も、この温度になると5分がせいぜいです。汗みどろになって退散です。
ですが、中に居る人達はまるで動く気配なし!修行僧のようです。
合間に冷たいビールをキュッ!っと飲んだり、アイスクリームを買い食いしながら、最後の仕上げは75℃くらいのチムジルバンに入って汗を沢山出します。
ここが気持ち良いのは、頭の下に冷水が通ったパイプがあって、それを枕にしているとボーっとする事も無くとっても気持ち良いんですっ!
水分補給は随所にミネラルウォーターが設置されているので問題は無いのだが、ここではやっぱり冷たいビールがおいしいですね!
あ~~っ!(☆゚∀゚)こういう気軽に通える大衆的施設が日本にもあったらなぁと心から思ってしまいます。
日本のこの種の施設だと酒気帯びだと低温岩盤浴でも断られる事があるけど、この国では全くお構いなしです。
心臓が弱い人等がお酒飲んで心臓麻痺になっても自己責任です。
(もっとも、そういう人は普通の浴槽内の方がかえって心不全の危険はありますから、日本はナーバス過ぎます。)
そういえば、日本の岩盤浴でひと頃騒がれて、多くの岩盤浴屋さんが潰れてしまった雑菌問題ですが、日本の基準で韓国のこういう施設を見れば全滅でしょうね・・。
日本のように過剰に神経質に衛生管理してたら、こんな値段でこれほどの施設を楽しむ事は無理です。
そんなに雑菌が気になるのだったら、最後にきれいに洗い流せばいいだけの話なんですが・・