徳寿宮の横にたたずむソウル市立美術館は、1928年に日本人の設計で建てられ、最高裁判所として使われていたそう。観光客にはあまり知られていないソウル市立美術館、市庁の奥にひっそりとたたずむこの美術館は、周辺に木に囲まれた歩道や小道などがあり、散歩コースとしてもソウル市民に親しまれている場所。
ソウル市立美術館の中はちゃんと改装されているため、とてもシンプルで洗練された雰囲気。面白い作品が結構あり、美術館の中には、カフェもあって、ちょっとオシャレ。カップルが多かった。
ソウル市立美術館常設展は、あまり展示数は多くないけれど、絵や彫刻ばかりだけとかより、おもしろい作品がある。中ではゴッホの絵をバックに記念撮影ができるようになっていた。平日の午前だったため思ったより混んでいなかったが、お昼には入場制限をしていた。今回のゴッホ展はオランダのゴッホ美術館とクレラーミュラー美術館の協力によるもので、よく知られている作品は以下のもの。特に「アイリス」は、ゴッホ美術館が設立されてから初めての海外展示だそう。
・常設展、所蔵企画展は無料(2010年7月15日より)
区分 | 平日 | 土、日、公休日 | |
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西小門本館 | 夏期(3月~10月) | 10:00~20:00 | 10:00~19:00 |
冬期(11月~翌年2月) | 10:00~20:00 | 10:00~18:00 | |
南ソウル分館(冠岳区南峴洞) | 10:00~20:00 | 10:00~19:00 | |
慶熙宮分館(鍾路区新門路) | 10:00~18:00 | 10:00~18:00 | |
休館日 | 1月1日、毎週月曜日 | ||
入場時間 | 観覧終了1時間前まで可能 |
※2012年4月から閉館時間の延長
(毎月第1、第3火曜のみ) 10:00~22:00