シンガポールのメインストリートの「オーチャード通り」っていうところがあり、ここはシンガポールを代表する繁華街。高級ブランド店や百貨店が店を連ね、観光客やらオサレな地元の若者やらが集う。東京だったらさしずめ銀座ってとこ。だからオーチャード周辺のホテルは高級な所が多い。ショッピングや、お散歩には最適な場所でもある。道沿いには昔ながらのシンガポールのショッピングビルや、新しくオープンしたブランドショップがたくさん並んでいる。年中気温が高いので、建物同志は地下通路でつながっていて、外を歩かなくていいようになっている。高島屋なんかもあったけど、日本の高島屋よりもよっぽどゴージャスな建物じゃないかと思うくらい。しかし、驚いたのは建物の豪華さ、キレイさではない。道行く人達が、特に女性もオシャレ。暑い国だから女性も短パンやミニスカ姿が多いのは当然として、とにかく脚がすらりと長い人が多く、みんなスタイルが良くて、これは台湾での印象と似ている。他にも、通りの向こう側に渡る横断歩道がないなく、ずっと見渡す限りない。信号付き横断歩道がある場所までは相当歩かなきゃいけない。銀座とか、NY五番街とか、ワンブロックごとに信号と横断歩道があって、繁華街に慣れてると「どうなってんだこりゃ?」と思っってしまう事間違いなし。地下道で渡れる構造になってるようでもない。結局どうするかっていうと、みんな車の切れ目を狙って勝手に渡ることになるんだが、それを阻むかのように車道と歩道の境目に低木の植わった緑地帯があるから通れない。横断歩道も限られてる上に、勝手に渡れる場所もまた極めて限られている。オーチャード通りで買い物する人は、ドッチ側でするかを入念に決めておいた方が良いだろう。歩道も、すごく広く設計されているから歩きやすくて圧迫感もない。
このオーチャードとは英語で、果樹園の意味があり、昔は果樹園がたくさんある田舎の風景が広がっていたそう。「オーチャード通り」を歩いていると分かることは、ゴミが全く落ちていないと言う店。日本の道路は、よくつぶれてペチャンコになったタバコや、紙くずなどが落ちているのを見かけるが、この国ではポイ捨ては罰金対象。さらに強制労働の対象にもある。
また、ここでは、ブランド品だけではなく一般的なお土産品も全部買うことができる。食料品では、マンゴープリンがお勧めで、飲み物では、カクテルシンガポールスリングが有名。そして、シンガポールらしい手頃なお土産といえば、マーライオングッズ。マーライオンの写真が掲載されているクッキーやチョコレートをはじめ、文房具、置物とあらゆるものがある。スーパーでは、日本製の物が売ってるが、字がおかしかったり意味もなくやまだのロゴが入ってる面白い物もたくさん。
役立つ情報
道路の両側に店が並んでいますが、なぜか渡る歩道があまりありません。
どちらかでショッピングをすることになります。