マドリッドからバスで北上し、約5時間のところに位置する街「パンプローナ」。この街で有名な祭りが「牛追い祭り」、正式には「サン・フェルミン祭」である。毎年7月6日から14日までの9日間にわたって行われる、古くからの祭りだ。小さな街だが、祭りの期間中は、世界中から人が集まって、街の人口は2倍になるとか。みんな白い服に赤いスカーフと腰布をつけて、昼から飲めや騒げやと大盛り上がりだ。若い人はクラブで、年配の人はカフェでかなり飲んでる様子だ。道端でもみんな飲んでいる。
遊園地や楽器演奏、マジックなどの催しもいたるところでやっていて、すべてが朝まで、しかも9日間続くらしい。
メインイベントとなるエンシェロ(牛追い)は、7日8:00から行われ、たくさんの牛を囲い場から放し、闘牛場までの800mを男達が追い込む。コース沿いは1時間以上も前から人が集まるので、見学したい人は早めに行こう。
また、この時期はどこの宿も満室となるので、事前予約は必須である。野宿という選択肢もあるが、くれぐれもスリなどの被害には気をつけよう。