ランブラス通りの南端に建つ「コロンブスの塔」は高さ60mで、右手をは新大陸の方を指し、左手にはアメリカ土産のパイプが握られている。1888年のバルセロナ万博で、カタルーニャとアメリカの交易を記念して建てられたもので、塔柱にも彫刻が施されている。
コロンブスはイタリアのジェノヴァ出身であるが、スペインのイサベラ女王の援助のもと1492年にアメリカ大陸上陸を果たした。そして、ここバルセロナの地で、その報告を行ったゆえ、ここに「コロンブスの塔」があるのだ。
空高くそびえ建つ「コロンブスの塔」。夕暮れ時に見るとシルエットが空に浮かび、また美しい。内部は展望台となっていて、バルセロナの都市を見渡すことができるので、観光にもうってつけだ。