ネットで検索したら地中海料理のお店とかいてありました。でも料理の内容は地中海料理ではないような気がしました。お店は高級住宅街の安和路の側にあります。植物に囲まれたレストランのエントランスがなんともいい雰囲気。中からも無造作のようでしっかり計算された植物たちが、席に着いた者を心地よくさせてくれます。
ランチセットは600元から1000元までありました。スープかサラダ、メインディッシュ、デザート、飲み物が付くそうです。それ以外にはデイリースペシャルもあります。今日入荷した新鮮で厳選した食材をいただける特別なコースです。私達はこれにしました。パンブラックオリーブが練りこんである固めのパン。半分に切ったトマトをパンに直接塗ります。擦る感じです。それからサワークリームとニンニクとマヨネーズを混ぜたようなクリームをつけていただきます。トマトをこんな風にパンに塗るなんて斬新ですよね。新しい味に。タパス:左から、カラマリ、エリンギ、ほたて、パンプキンスープ カラマリは基隆で今日あがったばかりだそう。カラマリは揚げた方が好きです。エリンギは歯ごたえが抜群でした。かなり新鮮な感じ。ほたては北海道から取り寄せたものだそうです。ウイキョウの香りがアクセントになっている濃厚なパンプキンスープ。ずっと食べたいお味です。南アフリカの鮑ビーツとタロイモの練り物、色はとってもきれい。でも味がありません、、、バター風味でまろやかですが、後味がピリッとするソースが鮑とよく合っています。パスタ:お米のようなパスタ。ブラックトリュフが絡めてあります。上にはホワイトトリュフの泡状のソース。そしてフクロタケが飾ってありました。このフクロタケは今日採れたものだそうです。新鮮なフクロタケのみ。周りの皮を取り除かないでそのままいただけるとのこと。確かに今まで食べたフクロタケとはまるで違うもののように思えました。ブラックトリュフとホワイトトリュフの見事なコンビネーション。でも食べ終わるまでしつこくなかったです。とってもおいしい!
リブアイステーキ:3種類の塩とピンクペッパーでステーキを食べてくださいと言われました。牛肉がどこのものか忘れてしまいましたが、柔らかくてまあまあおいしかったです。塩でシンプルに食べると肉の味が良くわかります。お友達のメインディッシュ:白身魚やハマグリなどをクッキングペーパーに包んで蒸したもの。おいしかったそうですよ。デザート:パッションフルーツのケーキ、ナッツのタルト、胡麻のプリン胡麻は層になっていて、上のほうはチョコレート、一番したが黒胡麻でした。だんだん味が変わっていくのが面白いです。その他二つのデザートもそれなりにおいしかったです。とっても感じのいいウエイターさんがいらっしゃいました。野菜の説明などのときに、図柄入りの図鑑などを持ってきて説明してくれるなど、ここまで熱心にサーブしてくれる人もそうはいないのでではないでしょうか。彼のお蔭で楽しい食事ができました。お会計1860元(一人分の1500元のコース+消費税他)日本円6510円。