ベトナムコーヒーはコーヒーの入れ方の一種。ベトナムではポピュラーな飲み方のことを言う。深めに煎った豆をフィルターでだし、練乳を加えて甘く飲むのか一般的。ベトナムに最初にコーヒーが持ち込まれたのはフランスで、植民地化とともにコーヒー豆の栽培もはじまった。フランス植民地時代の影響を強くうけたベトナムコーヒーは、フランスの手法で淹れるコーヒーである。
アルミでできた底に細かい穴のあいたフィルターを使うが、このフィルターが3重構造になっているため、お湯の落ちが大変おそく、通常1杯5~10分がかかり、濃く抽出されるのが特徴。
ベトナムコーヒーは、カフェなどでお値段は5000〜15000ドン位、場所によってずいぶん違う。味は「濃い」。上にある金属のカップにコーヒーの粉とお湯がちょっとだけ時間をかけて、ポタポタと落ちてくる。全部落ちてもカップの1/4程にしかならない。濃さの違いは、お茶と抹茶くらいの差があった。ブラックが好きなので、このまま美味しくいただいた。