オーカー・レストランは、何度も賞を受賞したことがある、オーストラリア料理のレストラン。オーストラリア料理というのは、料理にオーストラリア伝統のスタイルがあるというよりは、オーストラリア原住民の食材を利用した料理ということで、オーカー・レストランでもカンガルーやエミュなどの肉を食べることができる。
注文したのは、前菜として、「オーストラリアンオードブルの盛り合わせ」。メインは、本日お奨めの魚料理。欧米のレストランは量が半端でないことが多いので、メインを魚にして様子をみることにした。せっかく、オーストラリアに来たので、オーストラリアらしい料理をということで注文した前菜には、カンガルーのテリーヌやエミュのパテなど、オーストラリアならではの食材を駆使した料理が5品。なかなか美味しい。
特にエミュのパテは気に入った。それに量が思いの外少なめ。また、パンは付いてないようなので、パンを追加してみた。フォカッチャのグリル。これには、オリーブオイル、サルサソース、ルッコラのペーストが付いてくる。これが、かなり美味しい。メインを食べ終わった段階で、結構、お腹はいっぱいだったが、デザートもいってみた。最後にエスプレッソ(こちらではショート・ブラックと言う)で終わり。オーカー・レストランの料理、見かけも味も繊細さには欠けるように思うが、オーストラリアらしいおおらかで豪快な感じ。賞をとるだけあって、味も水準以上だった。それほど濃厚でないところが、日本人には食べやすいと感じた。またカンガルーなど、ユニークな食材も味わえ、結構愉しまた。
また、こちらのレストラン、情報によってはドレスコードがあるみたいになっていたが、極端にラフな服装(タンクトップに短パンにビーチサンダルのような)でなければ、大丈夫そうだった。ジーンズの人もいたが、逆にスーツやドレスの人は見かけなかった。