バタフライ・サンクチュアリーはオーストラリア最大級の蝶園。3666立方メートルの敷地内に1500匹のさまざまな蝶たちが飼われている。特に、オーストラリアに生息する青い、美しい蝶「ユリシス」が見られる。場所は、キュランダ村のメインストリートの一方の端に高原列車の駅の反対の端。バタフライ・サンクチュアリでは世界でも貴重な蝶たちを飼育しており、1987年には世界最大の蝶園としてギネスブックにも登録され、いまでも南半球では最大の規模をほこっている。毎年世界各国から韓国客が訪れる、人気観光スポットでもある。
バタフライ・サンクチュアリーへで入園料A$15を払って、中へ。中は、草木が植えられて、まさに温室のよう。入り口から丁度屋内を一周する道があり、この道に沿って奥に向かう。こんな所に来たら、もちろん蝶の写真を撮りたい。しかし、ひらひら飛んでいる蝶は、コンパクトデジカメではとても無理。機敏に動く一眼レフが必要。写真はほどほどにして、じっくりと眺めることにした。たくさんの蝶が舞っている様子を眺めていると、なんだか穏やかな、心がやすらぐような気持ちになった。幸福を呼ぶ蝶ユリシスもたくさん見られた。