ゴンドワナ多雨林地域は、オーストラリアのクイーズランド東南部とニューサウスウェールズにまたがる大森林地帯。広範囲にあって、いくつもの国立公園が含まれている。ゴンドワナ多雨林地域は1986年にユネスコ世界遺産に登録された自然遺産でもあり、34の自然保護地区を抱えるこの遺産には、年間200万人の人が訪れる。ゴンドワナ多雨林地域に生息する貴重な動物たちも多く、ヒメウォンバットやアルバートココドリなど、かなり珍しい種も。
今回はその内の「スプリングブルック」と「ラミントン」の2ヶ所へ向かった。スプリングブルックスは人気のある展望台だが、よく霧がかかって見えないそう。今回も霧で見えなかった。さらにもうひとつ展望台へ行ったが、そこはきれいに見えた!次はラミントンへ向かう。人気のあるグリーンマウンテンズで、説明を聞きながら散策。絞めごろしのイチジクの説明は感心した。木に着生して地面までつるを伸ばして、徐々に木に巻き付いて殺すそうだ。中を覗くと元の木が完全にやられて空洞になっていた。他にもツリートップウォークや木に登れたり、鳥の餌付けなど見所満載。