13の渓谷があることで有名なキャサリン国立公園。キャンプをしている人もいたり、クルーズやカヌーをして楽しんでいる人もいるオージーたちの週末の場所でもある。渓谷を行くクルーズがおこなわれており、16億年もの歳月をかけて侵食された、60mの断崖の中も通るので、かなりスリルがある。多くの水鳥の姿を見ながら、断崖を眺める約2時間のクルーズ。船の発着所は岩畳ですので、足元には注意したい。
また、キャサリン渓谷への行き方で一番早いのは、セスナを利用すること。今回ははカカドゥのクーインダ空港から約1時間でキャサリンのティンダル空港へ向かった。渓谷の上は気流が不安定になるため、ジェットコースターのようにアップダウンがあってスリルというより恐怖心を感じることがあるが、朝日や夕日を見たり、渓谷美を上空から見ることができるので、できればセスナ利用がおすすめ。なかなかできない経験が味わえるはず。