セントクレア湖はオーストラリアで一番深い湖。タスマニアでもっとも人気のあるスポット、クレイドル山・セントクレア湖国立公園の中にある湖で、水浸は167メートル。かつてアボリジニ達が周辺で暮らしていたこともあり、セントクレア湖をリーアウリーナ、眠れる水と呼んでいた。セントクレア湖の標高は737メートル、ここから流れ出た湖水はダーウェント川となって190キロを下り、ホバートの港にいたる。タスマニアの人々の貴重な水資源としての役割もあるのだ。
セントクレア湖に着いた頃には雨が降り出し、ちょっと湖を見てからビジターセンターを見学。センター内には湖の模型があり、200万年にわたって氷河に削られてできたことなどが説明してあった。1日3回フェリーが運航している。