セントポール大聖堂は、近代的な高層ビルのなかに堂々と立つ英国国教会派の教会。1891年建造のセントポール大聖堂は、セントジョン大聖堂と、セントパトリックス大聖堂と並ぶメルボルンの3大ゴシック建築のひとつである。オーストラリアの教会は、天井に装飾がなく、木材がそのまま見える所が多い。温かみがあって素朴で、いい。
セントポール大聖堂を表からみると、左右の塔の先の色が少し違うが、これは改装されたから。中にはいると正面には美しいステンドグラスが見られる。また、床部分のタイルはモザイクで、カラフルながらもこの教会にしっくりくる色合いである。