いまや世界中にあるといっても過言ではないコーヒーチェーン,「スターバックス・コーヒー」は,例に漏れずここバリ島ウブドにも存在する。
ウブドの多くのカフェが,オープンエアなのに対して,ウブドのスターバックスは大部分が密閉された屋内カフェである。
屋外席もあるが,意外と人気がない。
冷房のガンガン効いた屋内で,のんびりと本を読んだり,友人と会話を楽しんだり,という過ごし方に人気があるようだ。
ウブドはバリ島の中でも標高が高いので,年間を通してわりと過ごしやすい。直射日光は強いが,日陰はひんやりとして,風が心地よい。だから日陰のオープンカフェなら快適に過ごせるのだが,スターバックスはそうでもないらしい。
ラヤ・ウブド通りに面した「スターバックス・コーヒー」ウブド店 入口にはドラがあり,スタバの入口にしては一風変わっている。
屋内に入ると,手前と右側はイス席,左側がグッズ売り場,右側奥がソファなどの寛ぎスペースだ。
ナシ・チャンプルがそこそこのレストランで15000~20000ルピアで食べられるのに,コーヒー1杯30000ルピアはするので,バリでは高級の部類だ。客層は欧米人が圧倒的で,服装はラフそのものだ。散策のついでに寄ったと思える人間ばかりである。
グッズの値段も日本と同じくらいだ。それでもそこそこ客は入るので,ぼろ儲け店舗と言えよう。
屋外席へは左側の出入り口から移動できる。屋外席からは目の前にハス池が見られるが,これは隣の「カフェ・ロータス」の敷地らしい。奥にステージらしきものがあり,バリ舞踊も見られるとか。スターバックス・フリークなら行かないわけにはいかない。