「ピタ・マハ」のロビーは、ほんのりと温かい灯りに照らされて、とても優しい雰囲気。夢にまで見た、美しいバリ彫刻のゲート。モダンできれいに整いすぎるリゾートより伝統的で、味と重みのあるリゾート。王族所有である「ピタ・マハ」は、実際、その場に立ってみるともう期待以上で、テンションも上がるはず。彫刻ゲートの前には、落ち着いた感じのソファセットが置かれていて、そんなに広いロビーではないが、スタッフの目配りが届く、とても居心地のいい空間。今ヴィラの入口(門)の木扉を開け庭を見渡すテラスのドアから、お部屋に入る。また、ヴィラはフロントから下へ下へと、傾斜を利用して建てられている。この苔むした雰囲気はとても素敵。
入ってまず左手には、ドレッシングルーム。鏡に映っている向かいのドアからは半屋外(と言うより、ほぼ屋外)のバスルームに出られる。ほぼ屋外なので、こちら側から鍵が掛かるようになっている。シンク脇の木箱の中にはピタマハのシンボルマークである、赤いハイビスカスが描かれたアメニティ。正面には、広々としたベッドルームとリビング。そして、南国には必須の蚊帳付きお姫様ベッド。赤いハイビスカスの花びらが、きれいに飾られ足元には、「ピタ・マハ」からのプレゼント。