インドネシア現地でのタバコがこの「BENTOEL(ベントール)」。インドネシアのタバコをバックリ2種類に分けると、「丁子入り」か「丁子無し」かだ。「丁子入り」は日本では「ガラム」が有名だが、それ以外にも結構な数の銘柄がある。また「丁子無し」は、一般的なタバコで、「マールボロ」とか「セブン・スター」がその類だ。インドネシア国内で流通している割合を、場末の「煙草屋に置いてある割合」で鑑みると、「入り:無し」≒「7:3」位だろうか。多くのインドネシアの男達はタール32mg~33mg/ニコチン1.5mg~2.0mg程のハードなタバコを、時間をかけて燻らしているのが日常だ。日本で「キャスター・マイルド」を常吸している人に丁子入りインドネシアン・タバコを吸わせたら、一発でぶっ倒れるだろう。何せ、タールはハイ・ライトの約3倍、ニコチンはハイ・ライトの約2倍弱あるのだから。そんな「丁子入りタバコ」の中でも最も硬派な「ベントール」。その由縁は「太い」と言う事。普通のタバコより、一回り太い。他の「丁子入りタバコ」と比べると、2回りも・3回りも太い。「硬派」だぞ!これを現地の「ワルン」で何の気なしにポケットから取り出し、吸い始めると、地元の男達は口を揃えて「GOODCIGARETTE!」と親指を立てて褒めるほど。