黄金の仏塔で有名な「プー・カオ・トーン」。「プー・カオ・トーン」とは「黄金の丘」という意味であり、麓から尖頭部までは公称78mだ。タクシーで近くまで来てみるとロイ・クラトーンの前夜祭なのか、いつもこうなのか、お祭り状態となっている。小高い丘にある肝心の仏塔は赤い布でなにやら覆われている。境内はぐるっと一周していそうな道があり、そこには様々な屋台も出ている。歩いていると上へと向かう階段があるので登る事に。階段の途中には鐘がいつくも並んでいるので、参拝者は鐘を鳴らしながら上り下りをする。建物に入るとお線香の煙が充満していて、仏像が全て揃っている。さらに仏塔の真下には、仏舎利が納められている(?)所がある。その後、凄く狭い階段を登って屋上へ向かうと、目的だった「プー・カオ・トーン」がお目見え。やっぱり赤い布で包まれている。最初に巻かれた布自体はただの赤い布だが、その上に皆の願い事を寄せ書きした布を巻いているという事が判る。というのも、上がったら書ける様に布とペンがあるのだ。頭上には格子状にロープが張られていて、あちらこちらににタンブンの紙幣がホッチキス止めでぶら下がっている。ここからはバンコクの街が一望できるのだ。