タクシーに乗り北京西駅へ到着。ここで駅のでかさに驚いた。思わず降りたタクシーに戻り運転手に聞いた。「これ、駅ですよね?どこから電車乗るんだろう?」運転手は笑いながら駅の入り口がどこか教えてくれた。
そう、北京西駅は、面積約51平方メートルとアジアで最も大きな駅のひとつなのだ。1日の乗降客数はなんと7~8万人。春節のピーク時には18万人にものボルという規模。駅ビルは遠くからも良く見える、高さ90mの「品」の形をしたビルで、駅の隣には8万本の蓮が美しい公園がある。
ここから香港へ直通でいけるほか、ベトナムなどへの玄関口ともなっている。現在地下鉄は通っていないが、7号と9号線の駅を建設中だ。
とてつもなく大きな荷物。ほこりっぽい座席。カップラーメンや果物など食べ物の匂いがまざっている構内は、まさに異国情緒があふれている。