北京の前門大街にマンゴースイーツを主とした甘味処があったので、早速入ってみた。前門大街は最近再開発された街なので、何もかもが真新しい。疲れて頭も身体もぐったりしていたので、甘いものを欲していたところだった。まさにタイムリーな店だと思い迷わずIN。店の名前は、「百益千家」。日本人のパティシエが手がけるスイーツのお店。入口を入ったカウンターで注文し、2Fあるいは3Fで食べるというセルフサービス形式だ。テイクアウトも可能。
容器に盛られていたマンゴーは、残念ながらアップルマンゴーではなかったが、量も多くそこそこ満足できる味だった。これを日本で食べると、1000円近くはするだろうが、こちらでは25元なので懐にはまったく影響しない値段だ。そうはいっても、麺3~5杯分の値段だから、現地の人がちょっとデートで入るにはずいぶん高い値段だと思う。
2階には客はいなかったが、途中で1組入ってきた。せっかくだから窓際をキープした。窓からは前門大街のメインストリートとその中央に電車の軌道が見え、遠くの高層ビルさえ見えなければ清の時代にタイムスリップしたような錯覚を覚える。