幾多の歴史を乗り越えてきた、ドイツの首都ベルリンのブランデンブルグ門とシャリテの中間にあるルイーゼンシュトラーセ39番地「森鴎外記念館」。電車に乗ってると突然目に入った「鴎外」の文字。建物の外壁に大きく書いてある。 森鴎外は元々医者(軍医)で、国費でベルリンの最高学府「フンボルト大学」に国費留学している。軍医だった鴎外は陸軍省派遣留学生として1884年からの4年間をここドイツで過ごした。 この記念館は、鴎外が数カ月実際に、二階の部屋のどこかに下宿していたそう。鴎外の部屋は、日当たり良く居心地よさそう。同じフロアーに鴎外資料館や、新進アーティストのギャラリーも併設されている。 こちらの記念館は、フンボルト大学の出資で運営されているそう。ちなみに、 徒歩20分ほどでフンボルト大学もあるのでそこまで歩いてみるのも良いかも。ベルリンでの体験から「舞姫」が執筆された訳で、日本人にとっては特別な意味を持つ場所のよう。