昔ながらの伝統婚礼用の韓服を着て行われます。
最近は簡略化され、伝統結婚式をする人も少なくなってきてるようです。
ペベクとは、お嫁さんが初めて嫁ぎ先に挨拶をするときに挙げる特別な料理です。(鶏肉・なつめ・栗・乾物の肉など)の意味で、これを両親に掲げ、丁寧に礼をつくして挨拶をする。この一連の儀式の総称がペベクになります。
ペベクの進行はまず、新郎のご両親への挨拶から始まります。挨拶がすむと、なつめと栗がご両親から投げられます。これを新郎新婦が新婦に掛けてある白い布でキャッチします。キャッチした栗となつめの数や種類で、これから生まれてくる子供の性別や数を占うという意味が込められています。
これが終わると残りの親族への挨拶が始まります。
親族は上座に座り酒をかわし、新郎新婦は挨拶をする。の繰り返しです。
何枚も重ねた韓服で新婦は動くのも大変ですが、親族が多ければ多いほど大変な作業になります。
しかし最近は簡略化される作業も多くなりペベクも30分程で終了することが多いようです。