地元の人がよく行くお店「技士食堂」。ちなみにこの技士とはタクシーの運転技士を指す。つまり、タクシーの運転手がよく立ち寄るお店という意味だろう。
この店はテグタン(鱈の鍋)専門。地下鉄1号線東新洞駅近くに位置し、店の周辺にはホルモンとミノで有名なお店、オマッチッがある。外観は小さい店のように見えるが、中はきちんとしていて、韓国ではめずらしく清潔感のあるお店だった。テーブルには使い込んだ小さいアルミの鍋が、具入りで準備されている。お店に入り、日本人で1人ですがいいですか?と聞くとおじさんはにこりと笑いテーブルに案内してくれた。
技士食堂は基本セルフサービスで、おかずなど自分で取りに行く。味付けも自分でする。具がぐつぐつ煮えてきたら、鱈や野菜、豆腐をコチュジャンのタレで食べる。鱈はアラの部分だが、とても素朴な味で、美味しかった。骨に注意して美味しく食べよう。一人前5000ウォン。
人気メニュー食べ方
このお店はセルフサービスとなっている。
順番はこう。
テーブルに着くとおじさんが持っているチャッカマンでコンロに火をつける。
お店の奥にキムチやおでん(すり身の天ぷら)、豆腐、おかず等を取りに行く。
自分で鍋の味付けをする。
塩、タテギ(唐辛子の薬味のペースト)、にんにくがある。
最初はにんにくと塩を少しがおすすめ。
次に豆腐やおでんも入れる。火力が強いので注意して待つ。
具が煮えてくれば、鱈や野菜、豆腐をコチュジャンのタレで頂く。
骨に注意して美味しく頂こう。
具が少なくなりましたら、次のお楽しみ。
鍋にキムチや豆腐、おでんを追加してタテギを入れる。
辛いキムチチゲとして残りを楽しむ。豆腐やおでんはセルフで好きなだけ取れる。
役立つ情報
※ここでお願い
技士食堂は観光客相手の商売をしていないため、特別なサービスもないし、日本語も通じない。
技士食堂に行くときは時間をずらすとか、日本の基準で色々とお願いしないでほしい。
黙って食べて済んだら帰る。それが暗黙のルール。
テグタン 1人前 W5,500,-