釜山で一番有名なふぐ料理店の「クムスポックッ」。1階はふぐちり専門店で、2階は高級ふぐの専門店となっている。
【1階】
24時間営業なので何時行っても美味しいふぐちりを食べる事が出来る。ふぐちりと言っても高いふぐちりではなく、創業者が石焼ビビンバをヒントに考えた、お一人様用のあつあつふぐちりだ。ふぐはサバふぐだが、身が大きいのをいっぱい入れて出してくれる。ダシも良い味で、これを韓国風にコチュジャンに酢が入ったチコチュコジャンかワサビ醤油でいただく。辛く味付けしたものもある。つきだしも多いので、お腹は幸せで一杯になります。
特に、日曜日のお昼なんかは行列が出来ているほどの人気店。テレビで紹介されたこともあるので日本人も少しはいるが、地元の雰囲気が味わえて、清潔感もあって安いので本当にオススメだ。
【2階】
メニューも1階とは違って、フグ料理のコース料理(70000ウォン)をオーだー。コースの中にはフグ刺し、フグ唐揚げ、フグのメウンタンが組み込まれているので、色々と楽しめる。セットされている箸がステンレスでなくて木という時点で、少し高級感も感じる。日本風な突き出しが出てきた後は、まずフグ刺し。サーブの際にも、きちんと日本語で話してくれる。薄い一枚を試してみると、歯ごたえがなかなかの物だ。料理法といい器といい、この辺の繊細さはまさに日式と言える。次にフグの唐揚げ。こちらは温かいうちにぜひ。淡泊な身だがしっかりとした味で、タレを付けるとしたら、ポン酢が合うね。
他に刺身や野菜サラダ等が出てくる。美味しいのだが、やはり主役がフグだけに、ちょっと霞んでしまう。最後の締めはメウンタン。フグちりと同じように、ニダった赤いスープの中にはフグの身がゴロゴロ。辛味はちょい辛程度で、これがフグの味を隠さずに、むしろ引き立てていて、本当に美味しい。大雑把のようなチゲ料理かもしれないが、味は繊細だ。フグの身も惜しげなく入っていて、満足度は高い。これこそしっかりとコリアナイズされたフグ料理だろう。
日本人に好まれそうな味わいのフグ料理。これでお酒を入れてもお値段一人1万円行かないのだから、大満足である。
・野菜粥------5,000ウォン ・牛肉野菜粥(オーストラリア産)------6,000ウォン
・ツナ野菜粥------6,000ウォン ・かぼちゃ粥------6,0000ウォン
・海老粥------7,000ウォン ・栄養鳥粥(国内産)------7,000ウォン
・緑豆粥------7,000ウォン ・きのこカキ粥------8,000ウォン
・わかめカキ粥-----8,000ウォン ・カニ粥------8,000ウォン
・松の実粥------8,000ウォン ・海鮮粥------8,000ウォン
・ぴりタコ粥------8,000ウォン ・朝鮮人参粥------8,000ウォン
・アワビ粥------10,000ウォン ・(特)アワビ粥------15,000ウォン
・内臓アワビ粥------20,000ウォン
・緑茶,宮中韓茶,ナツメ茶,生姜茶,レモン茶,五味茶,ユズ茶,松葉茶------3,500ウォン