農心ホテルに隣接している温泉施設「虚心庁」。五階建ての立派な建物で国内最大級の健康ランドである。
まず受付をすませると更衣室のある場所へ。カウンターでキーをもらい、後で精算する方式だ。ロッカーが何百とならんだ更衣室の様は壮観である。更衣室の中にはちょっと派手な浴衣(日本の健康ランドのような)とタオルが山積みされていてセルフサービスだ。ここから直接お風呂にも、チムチルバン(男女共有のサウナ施設)にも行けるようになっている。
浴場は少しぬるめの温度だが、高めの浴槽もあるので好みで選択可能。他にも半身浴やらヒノキ風呂やら露天風呂やらサウナやら、色々取りそろえているので、全部制覇すると結構な時間がかかる。
のんびりと疲れを取ったら、ついでにヨゴレも取ろう。あかすりタオルと石鹸と歯磨き粉は置いてあるので、これに自前のシャンプーを追加すれば完璧だ。お風呂は男女ともに同じつくりのようで、大きなガラス張りのドームが開放的で広々している。チムチルバンもきれいで広々だ。大きなフロアの周りにいろいろなサウナが並んでいて、みんなテレビを見ながらゴロゴロ。食堂や軽食コーナーもあるのでゆっくり過ごすことも可能。特に、お風呂上りには氷の入ったシッケがお勧めだ。PCバンや子供の遊び場も完備してあるので、家族連れにも最適だろう。
役立つ情報
館内地図があるので、それを見ると、位置がわかりやすいです。
睡眠室、カラオケルーム・ PCスペース・ DVDルーム・ チルドレンルームなどの施設もあります。
他情報
建物を入ると、噴水のあるロビーからエスカレーターで3階まで上り、そこから虚心庁専用の絨毯の階段を上ると、そこがフロント。
中央には、トロピカルな感じのお風呂がいくつか。周りにも、多くのお風呂が配置されている。
まずは軽く洗い場へ。みんな歯磨きしたりひげを剃ったりしていたが、歯ブラシやひげそりはどこにも置いていなかった。(あとで帰りの通路で売っているのを見かけた)タオルを借りて、備え付けのボディシャンプーとかで軽く洗って、さあ浴場へ。韓国の男は前を隠さないっていうのも以前から知っている。まずは真ん中の南洋風の丸いお風呂へザブンと。そして、端から入っていく。温度が温めのお風呂、洞窟の中のお風呂、歩行浴、寝湯、など、順番に。
洞窟風呂はいくつかあって、香料がそれぞれ異なる。
露天風呂へ行く。なんとずいぶん熱い湯温だが、そこに何人も入っている。熱すぎだ。早々に引き上げ、サウナコーナーへ。閉館近くだからか、ひとけも少ない。土曜日の21時なんだが、、、あかすりコーナーもとっくに終わっていて、この温浴施設不人気?それとも、閉館近いからみんな帰った? 料金は1000円以下でこれだけ楽しめればお買い得なのではないだろうか。
■利用料金
区分 | 料金(平日) | 料金(土・日・祝) |
大人 | 8.000ウォン | 10,000ウォン |
小・中・高校生 | 6,000ウォン | 6,000ウォン |
子供(12ヵ月-7歳) | 4,000ウォン | 4,000ウォン |
早朝割引(5:30-8:00前入場) | 6,000ウォン | 8,000ウォン |
団体割引(20人以上) | 6,000ウォン | 8,000ウォン |
チムチルバン利用(別途) | 2,000ウォン | 2,000ウォン |
利用方法
■お支払い
4階案内デスクにて鍵を受け取り、施設をご利用頂き、ご利用ご4階清算所で退場時にお勘定下さいませ。
■ガウン
4階のロッカールーム中央あたりにいるアジュンマからチムジルバン料金を払って室内着上下をもらいし、3階のチムチルバン・食堂・娯楽施設・休憩室等も利用できます。
ひのき風呂
浴場 シャワーコーナー
薬草湯
あかすりコーナー 露天風呂