洛東江は、全長506.17kmの韓国最大の河川である。冬には白鳥などの渡り鳥が飛来するところもある。江原、テベクを源流として安東、大邸、密陽、プサンなどを通り南の海に入る長い川。
洛東江の名前の由来は、現在の金海市である駕洛国の東川に位置していることからつけられた。流域には、新石器時代の遺跡が豊富にのこっており、一帯は日本とも結ばれる重要な水上交通路としても利用された。
洛東江ぞいにある慶尚南道にある牛浦湿原には多くの貴重な生物が生息しており、渡り鳥たちの休息所としても知られている。また、生活の向上に伴う水質汚染なども深刻な問題になっており。洛東江流域環境保全総合計画が1984-85年発足している。