フランスではよく食べられるマカロン。その製法、レシピ、使われる材料もさまざまで各地で地方色を出しながら受け継がれてきたお菓子のひとつでもある。ロレーヌ地方のナンシーにあるマカロン・ド・ナンシー、『スール・マカロン』もそのひとつ。修道院のマカロンという意味だそう。中世の時代、修道女たちが修道院長のために作ったマカロンを、18世紀の迫害時に家にかくまってくれた人々らにふるまったところ、大変評判になり、それが今まで伝えられてきたという逸話があるそう。
マカロンと言えば 焼き上げた柔らかい生地にクリームがはさんであったものを想像するが、それはパリで考案されたものであってこのナンシーマカロンとは異なるそうだ。もともとは泡だてたメレンゲに砂糖を混ぜたものってことだったよう。ナンシーマカロンはこのタイプで、クリームがない。食べてみるととってものどが渇く!クリーム使ってないし、夏休みまで日持ちするかなぁ、持って帰れるかなぁと聞いてみると10日間くらいしか持ちませんよとのこと。あえなくおみやげを断念した。。