レジス・マルコンは、森の魔術師とも称されるレジス・マルコン氏のミシュラン三ツ星のレストラン。きのこやジビエなど森の素材を生かした料理が得意。でサンボネ・フロワという自然の中にレストランを出している実力派の人気シェフである。
サン・テチエンヌから車で移動、およそ2時間の道のり。いきなり巨大なセップ茸がお出迎え。目指すレストランの方は丘の上。さらに車でのぼっていかねばならない。何もない丘の一本道を本当にこの道で合ってるの?と心配になりながらのぼりやっとついた。眺めがすごく良い!やっぱり美味しいものには美味しい景色!
今回は、170ユーロのメニュー、lemenuEntreVelayetVivaraisを頼んだ。アミューズ一品目。なんだかお店の雰囲気にあっていて綺麗。ひまわりの種と色々なスパイスを使っていた。アミューズ二品目。トマトのガスパッチョ さっぱりして美味しかった。ラングスティーヌのバリエーション左から、エビの香りのクリームスープ、トリュフとマーシュのサラダとエビのはさみの部分、尻尾がポワレになっている。エスカルゴのポトフ風。キャベツのブイヨンのハーブ仕立て。ちょっと和食風だけど日本人が作ったほうが美味しいかも。天井に注目!小さな明かりが、お星様のようにキラキラ、ついたりきえたりしている。魚の皿は地元でとれたイワナ。めちゃくちゃ美味しかった!火の入れ加減といい、鮮度の良さといい、パーフェクトだ。脱帽!ここでフォアグワのポワレとイチゴのコンフィが。シャンピニオン・ド・テ、直訳すると茸のお茶。添えてあるのは、地元の森や山でとれた、タネジーという葉っぱだそうです。山椒のような辛い葉っぱでした。お肉のお皿は、ビオの乳のみ子豚。3種類の部位を火の入れ加減が一皿で楽しめて面白かった。デザート、ここにも可愛いセップが。外側がラング・ド・シャで中がチュイル。コーヒーは別のサロンでいただいた。ここでもキノコの形のお砂糖登場!チェリーのアルコール漬け、セップ風味のプラリネ・オ・ショコラ。このショコラがものすごく美味しかった。食後には、レジス・マルコン氏自らが各テーブルをまわっていた。サービス精神旺盛な方だ。地元密着型のこのレストラン。地元の自然の中でとれる食材をふんだんに使っています。大満足!!でもこの後、真っ暗な山道を2時間半も運転して帰るのは大変だった。