エギーユ・デュ・ミディ展望台は、フランスのアルプス山脈モンブラン山系の山のひとつエギーユ・デュ・ミディにある展望台。エギーユ・デュ・ミディは正午の時計の針という意味。モンブランの山すその街であるシャモニーから見ると正午の太陽の位置がちょうどエギーユ・デュ・ミディの山頂に見えることからつけられたそう。エギーユ・デュ・ミディの頂上までの展望台は1955年に完成し、一般の人でも3777メートルの標高までロープウェイで上ることができるようになった。その高度差2800メートル、途中で1回のりつぎ、約20分で頂上まであがることができる。
山頂からは360度のアルプスのパノラマ。しかもフランス、イタリア、スイスの3ヵ国を望むことができるという素晴らしい景観だ。シャモニーからのロープウェイに乗り込み中間駅である標高2317m地点に到るころには、森林限界を超えた荒々しい山肌と白い雪に覆われた景色が目の前に広がる。山頂3777mに到着。麓の気温は30℃近くあるが、ここは当然ながら氷点下に近い寒さ。
・往復大人41ユーロ(2010年7月)。