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アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群

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古代ローマの繁栄をしのぶ

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ランスのプロヴァンス地方にある世界遺産、アルルのローマ遺跡とロマネスク様式建造物群。アルルは古代ローマ時代には大都市として繁栄した時期があり、当時の遺跡が市内随所に点在している町だ。また、南仏を通る巡礼路の始点になっていたことから、巡礼者たちでにぎわっていた。

世界遺産に登録されていたのは、これらの時代の遺跡7つ(円形闘技場古代劇場、コンスタンティヌスの公衆浴場、ローマの城壁、アリスカン墓地、サントロフィーム教会、小集会場)とロマネスク教会が一つ。まるでローマ時代にタイムスリップしたかのような街。不用意に散策したら、道に迷ってしまった。

楽しみ方



コース紹介


古代劇場 ●サン=トロフィーム教会 円形闘技場

紀元前1世紀に作られた劇場跡。17世紀にここから発掘されたアルルのヴィーナスは現在ルーブル美術館に収蔵されている。

アルルの聖トロフォムスの聖遺物が納められている教会。

古代ローマ時代の建物で当時は2万人を収容できたそう。現在でも闘牛などのイベントに使われている。

 

●地下回廊とフォルム

-地下回廊は紀元前1世紀、フォルムは地下回廊を土台とするように2世紀に建てられらもの。

●コンスタンティヌスの公衆浴場

-コンスタンティヌス1世の時代に作られた浴場。現存するのは、湯の部屋・ぬるま湯の部屋・サウナ室のみ。

●ローマの城壁

-市内の2か所にある。もともとアルルは城壁に囲まれた街だったのだ。

●アリスカン

-ローマ時代から存在する大きな墓地。多くの墓が作られたがルネサンス期以降に彫刻が施されたお棺が持ち去られたりした。

●小集会場

-アルラタン博物館の中庭にある遺跡。2世紀の石畳が現存している。

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記事最終修正日時
2013.03.07 07:58

Creative Commons — 表示 - 非営利 - 改変禁止 2.1 日本 — CC BY-NC-ND 2.1

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